交通事故の中でも“人が死傷する事故”を指します。一言でいうと“人が死傷する事故”ということです。

人身事故が発生した場合の対応や、関係する保険については、この後詳しく説明していきます。

1. 負傷者の救護
最優先で負傷者の救護を行います。重傷者がいる場合は、すぐに救急車を呼びます。

2. 二次事故の防止
事故現場の安全を確保します。可能であれば車を安全な場所に移動させ、非常点滅灯を点灯させるなどして、二次事故を防止します。

3. 警察への通報
警察に通報し、事故の状況を報告します。警察が到着するまで現場を動かさず、事故の状況を保全します。

4. 事故証明書の取得
警察に事故証明書を発行してもらいます。これは保険請求や後の手続きに必要になります。

5. 保険会社への連絡
自身の保険会社に連絡し、事故の詳細を報告します。保険会社の指示に従って対応します。

大坪整骨院としましては、可能であれば3の警察への通報、4の事故証明書の取得の後に大坪整骨院に連絡いただけるのが理想と思います。
保険会社によって対応が変わってきたり、人によって交通事故の知識量に差が出たりということがあることがあるため、保険会社に連絡する前に大坪整骨院にご連絡ください

1. 自賠責保険（強制保険）

すべての車が加入することが義務付けられており、人身事故による被害者の治療費や慰謝料などを最低限カバーします。ただし、補償金額には限度があります。
死亡時: 最高3,000万円
後遺障害時: 程度に応じて最高4,000万円
傷害時:最高120万円
※基本的に整骨院に通う場合はこの自賠責保険を使って通院していただきます。
この限度額は交通事故の過失割合によって変わる場合もあります。

2. 自動車保険（任意保険）

自賠責保険でカバーできない部分を補償します。主要な補償内容は以下の通りです。
・対人賠償保険: 他人を死傷させた場合の賠償金を無制限でカバーすることが一般的です。
・人身傷害保険: 自分や同乗者が負傷した場合の治療費、休業損害、慰謝料などをカバーします。契約内容によって補償額が異なります。
・搭乗者傷害保険: 事故により同乗者が怪我をした場合の治療費や慰謝料を補償します。補償額は契約によります。

対人賠償保険
無制限での補償が一般的で、被害者の治療費、慰謝料、逸失利益、介護費用などが対象となります。

人身傷害保険
自分や同乗者の治療費、休業損害、慰謝料などをカバーします。補償額は契約によって異なり、例えば1人当たり3,000万円までといった設定が一般的です。

搭乗者傷害保険
同乗者が負傷した場合の治療費や慰謝料を補償します。例えば、1人当たり500万円までといった設定が一般的です。

法的および行政的な対応／福井市　大坪整骨院

行政処分
事故の内容によって、加害者には免許停止や取り消しなどの行政処分が科せられることがあります。

刑事処分
過失運転致死傷罪や危険運転致死傷罪などで刑事罰が科せられることがあります。場合によっては罰金刑や懲役刑が科されることもあります。

事故後の対応 ／ 福井市　大坪整骨院

医療機関での治療
負傷者は速やかに医療機関で適切な治療を受けます。

後遺症の診断と補償
後遺症が残る場合は、後遺障害等級の認定を受け、保険金の請求手続きを行います。

示談交渉
被害者と加害者、または保険会社を通じて示談交渉を行います。必要に応じて弁護士の助けを借りることも検討します。

以上が、人身事故に関する基本的な情報と対応方法です。

よく質問で、人身事故届けを警察に出さないと通院することができないの？という質問をいただきます。
この答えとしては、全くそんなことございません。物損事故のままでも治療で通っていただくことできます。
ですので、交通事故に関することで何かしら分からないことがあっても、是非一度 大坪整骨院にご連絡いただければと思います。