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O脚

こんな症状でお悩みではありませんか

  • 下半身が太って見える
  • 周囲から「ガニ股」と言われる
  • 膝が痛い

O脚とは? / 福井市 大坪整骨院

今まで生活してきてO脚という言葉を聞いたことない人はなかなかいないと思います。しかし、O脚というものがどういうものなのか正しく説明できる人もなかなかいないと思います。

O脚とは、別名「内反膝」とも呼ばれ、脚が外側にカーブしてしまうことで、膝から下が内側に曲がってしまっている姿勢のことをいいます。両脚を合わせた際、太もも〜膝、そしてすねでアルファベットの「O」の形ができるため、O脚というふうに呼ばれています。

左右の足のくるぶしをくっつけて立った際、膝の内側部分に明確に隙間ができるというのもO脚の特徴です。

O脚の原因と症状 / 福井市 大坪整骨院

次にO脚の原因と症状について紹介していきます。

O脚は子どもにみられるO脚と大人にみられるO脚に分かれます。それぞれ原因と症状を紹介します。

まず、子どもにみられるO脚について紹介していきます。

小さい子どもをイメージしてもらうとわかると思いますが、乳幼児から2歳までの子どもがO脚になるのは普通のことなのです。この時期のことを「生理的O脚」とよんでいます。

逆に2歳以降、O脚の反対に、膝から下が外側に曲がり、両脚をそろえた状態にアルファベットの「X」になる「X脚」という状態になります。

その後、成長するにつれて、X脚の度合いは弱まっていきます。成人以降は若干膝から下が外側に曲がる程度で落ち着きます。

しかし、生まれつき骨に異常があったり、成長の過程の中で骨に関する病気を患ったりすると、前述とは全く違うようなO脚になる場合もあります。

他にも、怪我や関節を支える靭帯の異常によってO脚になる場合もあります。

次に、成人以降でみられるO脚について説明していきます。

成人以降では、加齢や肥満などによって関節の変形が進む「変形性膝関節症」や、関節の炎症が続いてしまう「関節リウマチ」などの病気がO脚の原因になるといわれています。

特に、「変形性膝関節症」の患者様は大坪整骨院にも多くお見えになります。子どものO脚や、若い頃のO脚ではあまり痛みを伴うというイメージはありませんが、どうしても「変形性膝関節症」になる年齢層が中年以降(特に女性に多い)というのもあり、負担がかかっている量も子どもや若い人達と比べて多くなっていたり、加齢による影響を受けたりというところで、膝に痛みを伴うケースが多く見られます。

また、姿勢による影響を受けO脚になる場合もあります。例えば、皆さんがよく日常で聞く背中が丸くなる「猫背」になることで、身体の各関節の連動する変化により、結果的にO脚になってしまうというような仕組みです。

O脚の治療法 / 福井市 大坪整骨院

では、O脚はどうやって改善していけばいいのでしょうか。それについて解説します。

子どもの頃の病気などで起こるO脚については、原因に応じて医師から専門的な治療を受ける必要があります。

ここでは、基本的に成人以降でみられるO脚に対して行う治療法、改善方法を解説していきます。

詳しくここで解説はしませんが、体重の増加ももちろんO脚の原因になってきますので、食事の工夫や有酸素運動といったことで体重のコントロールをするのも実行した方がより改善は見込めます。

まず、筋力トレーニングです。特に大坪整骨院では、内転筋(脚の内側の筋肉)の筋力トレーニングをオススメしております。人間、立った姿勢で身体を支える上で基本的に脚の外側に負担がかかりがちになります。

それにより脚の外側の筋力は使われることで発達していますが、脚の内側の筋肉は全く使われておりません。

そのため、脚の内側を鍛えてあげることで、今まで外側で100%受けていた負担も内側で逃すことができたり、バランスを取れたりします。その方法として、柔らかいボールやクッションを膝の間に挟み、それを潰すようにギュッと内側に脚を閉めていく感じです。初めのうちは慣れない筋肉の使い方になるのですぐ筋肉痛のような反動がくるので、ゆっくり自分のペースで行いましょう。

次に紹介するのが、ストレッチです。

膝に対して1番影響を及ぼす太ももまわりの筋肉をストレッチで伸ばしていきます。しかし、あまり太ももの前のストレッチは行いません。太ももの前を伸ばそうと思うと、どうしても膝をある程度曲げて行わないといけないため、膝関節にダメージが加わります。そのため、ハムストリングス(太ももの裏の筋肉)を伸ばします。この筋肉は膝を曲げる際に使う筋肉なので、ここが硬いと膝が伸びづらくなり、O脚に繋がってしまいます。

床でも椅子でもどちらでもいいので座っていただいて、伸ばしたい脚の踵をつき、つま先を天井の方に向けます。それだけである程度ハムストリングスは伸びますが、膝が曲がらないように膝を軽く抑えてあげることでしっかり裏側を伸ばします。

それほど難しい複雑な筋力トレーニングやストレッチではないため、割と気軽に取り組めると思います。今回紹介した筋力トレーニングやストレッチは一部にすぎないため、まだまだ色んなパターンや方法があります。そのため、O脚で悩んでいる方は、是非一度大坪整骨院にご相談ください。

執筆者:
柔道整復師 大坪整骨院 院長 大坪正明

福井市で開業以来、地元の方の健康をお守りする事を使命とし、日々施術を行っております。どこに行っても改善されない肩こり・腰痛・しびれなどのお悩みはぜひ当院にご相談ください。

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