ジャンパー膝
- 屈伸動作で膝が痛む
- ジャンプ動作で膝が痛む
- 走ると膝が痛むときがある
ジャンパー膝とは?|福井市 大坪整骨院
ジャンパー膝とは、膝蓋腱(しつがいけん)という膝のお皿の部分の腱や、大腿四頭筋腱(だいたいしとうきんけん)という太ももの筋肉の腱の炎症によって痛みが生じます。
バレーボールやバスケットボールなどのジャンプの動きを長い時間繰り返したり、サッカーなどのボールを蹴る動きやダッシュなど走る動きを繰り返したりするなど膝を頻繁に使うことにより起こる症例が多いです。
膝蓋腱炎は膝の使い過ぎによって生じるので、片方の膝で発症した場合に、もう片方の膝も膝蓋腱炎になっているケースもあります。両膝が痛むケースも少なくないのです。
男女比は、男性の方が多く、運動の強度や競技のレベルが上がる中学校年代〜高校年代にかけて発症するリスクが高い傾向もみられます。
膝蓋腱炎(しつがいけんえん)という言い方をしたり、膝蓋靭帯炎(しつがいじんたいえん)、大腿四頭筋付着部炎(だいたいしとうきんふちゃくぶえん)という言い方をしたりもします。
症状|福井市 大坪整骨院
症状としては主に運動時に膝の前面に痛みが生じます。また膝の前面や、膝のお皿の周辺を押すと痛みを生じたりします。他にも同部位に熱感や腫脹を伴うこともあります。
うつ伏せの状態で膝を曲げていくと太ももの前に突っ張ったような痛みから逃げるために尻上がり現象が見られることも多いです。
膝蓋腱炎は症状の重症度により分類がされています。
スポーツ活動後に痛みがあるがスポーツ活動に支障がないのがステージ1。
スポーツ活動開始時や終了時に痛みがあるがスポーツ活動に支障がないのがステージ2。
スポーツ中にも痛みがあり、スポーツ活動中に支障があるのがステージ3。
膝蓋靭帯の断裂がステージ4。
ステージに応じて、スポーツ活動の継続や中止、対策がそれぞれ変わってきます。
特にステージ3以降はスポーツ活動を制限する必要がある他、ステージ4に関しては、靭帯が断裂してしまっているため、医師による手術が必要となります。
セルフチェック|福井市 大坪整骨院
容易に自分でできるチェック方法を紹介します。
膝を伸ばした状態で膝蓋骨(膝のお皿)の下を押したときに痛むかどうかをチェックします。
ただし、このチェックはあくまで目安です。
痛みがあり不安や怪しさがある場合は、一度医療機関で診断を受けてみるのもいいかもしれません。
リハビリ|福井市 大坪整骨院
膝蓋腱炎を発症している場合、大腿や下腿の柔軟性が低下し、筋肉が硬っていることが多いので、同部位のストレッチを行います。
その際、膝の前面に痛みが生じる強さでのストレッチは控えましょう。痛みの生じない範囲、動作でのストレッチを行いましょう。
他にも、膝蓋腱への負担を少しでも減らし分散させるために、臀部や股関節、足首などの患部以外の部分のトレーニングやストレッチも行うと理想です。
また、テーピングやサポーターを利用することで患部への負担を減らすことも可能なので、試してみるのも効果的かもしれません。
執筆者:
柔道整復師 大坪整骨院 渡辺 諒
皆が距離感で敏感になっていますが、そんな中でも私は「寄り添う治療」を心がけています。お身体のことで気になることがございましたら、ご気軽にご相談ください。
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