シンスプリントとは、脛骨過労性骨膜炎（けいこつかろうせいこつまくえん）と呼ばれ、すねの骨の周囲の膜が広範囲に刺激され、炎症が起こってしまったもののことを言います。発症する年齢は様々ですが、強度の運動を行う中高生などの学生に多く発生します。

シンスプリントの症状は次のようなものがあります。

1.運動中のすねの内側の痛み

2.すねの内側を押すと痛みがある

3.安静時でもジーンと痛みがでてくる

初期の症状は、運動に痛みが発生しますが、症状が進行してくると安静時にも痛みが発生し、歩行困難になる可能性があります。

運動強度の過剰

運動強度が高すぎると、足に負担がかかりシンスプリントが起こることがあります。急激な運動の増加や過度な負荷のかかる運動が原因となることがあります。

適切でない靴の使用

適切な靴を履かない場合、足への衝撃や支持力の不足が生じ、シンスプリントが発症する可能性があります。靴のクッション性や適切なフィット感に注意が必要です。

運動前の準備不足

運動前の十分な準備運動やストレッチを行わないと、筋肉や関節が十分に準備されず、足に負担がかかりシンスプリントが発生することがあります。

個人の身体的要因

個人の身体的な要因もシンスプリントの原因となることがあります。例えば、足の形や歩行パターンの問題、足の筋力のバランスの不均衡などが挙げられます。

これらの要素が組み合わさることで、シンスプリントが発生する可能性が高まります。予防策としては、適切な靴の選択、運動前の十分な準備運動やストレッチ、適度な運動強度の調整、走行面の確認と調整などが重要です。

また、症状が現れた場合は、適切な治療や休養を行うことが必要です。

シンスプリントは他の筋肉痛とは違い、対処や治療をはじめないと痛みが減らず、治らないことがほとんどになります。

このまま痛みを放置することで脛の骨の疲労骨折を引き起こす原因にもなります。症状が少しでもある場合、整形外科や整骨院を受診することをおすすめします。

シンスプリントの治療／福井市大坪整骨院

上記でも説明させていただきましたが、シンスプリントは様々な要因の元、下腿三頭筋や後脛骨筋などの疲労の蓄積や柔軟性の低下によって発症することがほとんどになります。

そのため、大坪整骨院では、シンスプリントの症状をしっかりと把握し、電気治療器や手技を用いて下腿部から足底までの血流改善や、疲労回復の補助をさせていただきます。

必要があればお家でできるストレッチの指導や運動量の調節もさせていただいております。大坪整骨院では、シンスプリントだけでなく、オスグッドなどのスポーツ疾患や、交通事故治療、骨盤矯正など様々な症状に対応するメニューがございます。お身体のことでご相談がありましたら、ご連絡お待ちしております。